カフェ「ラテリア・カドーレ」の一番人気メニューは、なんたって“カドーレ自家製チーズとベーコンのピザ”です。
カドーレのピザは、ナポリ風のまるっこいピザではなく、小麦粉とオリーブオイル、塩でこね、醗酵させて四角く麺棒で伸ばした・・・何風というと「うーん??」ですが、強いて言えば、“カドーレ超手作り風”でしょうか?
こちらのピザ、10年ちかくも前からレストランでお出ししていたものです。せっかくチーズや手作りのベーコンがあるのに、ピザがないのはおかしい!ということで、試行錯誤して生まれた、スタッフ苦心の作なのです。
もっぱらレストランで出しているときは、食事の時間が落ち着いたPM2:00以降のカフェタイムの軽食で、お客様の認知もそこそこ、知る人ぞ知るのメニューでしたが、平成20年、カフェ「ラテリア・カドーレ」が出来ると、そちらにお引越し、いきなりNO.1に躍り出た、由緒正しきメニューなのです。
こちらのピザが、名実ともにカフェのNO.1メニューになってくると同時に、一枚一枚、麺棒で伸ばしながら作るのに、スタッフも限界を感じ出しました。
そこで、おなじく福富町の物産館「しゃくなげ館」のなかの、パン工房「すぃーとマム」さんに業務を委託。いままでカドーレで、一枚一枚手作りしていたそのままのやり方で、年間約3,000枚を焼いていただいています。
「すいーとマム」さんは、ご町内の主婦の方々がメインスタッフで、お子さんをお持ちのお母さんたち。安全で、美味しいものを作るのに、徹底しているし、妥協がない。
「すいーとマム」さんの作るパンは、子供に安心して食べさせられることをいつも考えている。優しいお母さんの愛に溢れているのです。


そんな素敵な方々に支えられ「ラテリア・カドーレ」の名物“カドーレ自家製チーズとベーコンのピザ”は、今日も、遠くから来られた家族連れの皆さんに一番人気を誇っています。手作りの素朴な美味しさ・・・。安全、安心で、まちがいなく美味しい。まだ食べられたことの無い方は、ぜひ!!
最近、レストランがリニューアルしたの、皆さん知ってますか?
レストラン”ラ・クッチーナ・カドーレ”は、長いこと洋食・イタリアンで親しまれていましたが、今年の7月、”洋鍋レスト CerCadore "として生まれ変わりました。
理由は、イタリアンや洋食というジャンルを超えたスローフード、”カドーレならではの食=カドーレ食”を提案していきたかったから。
現在”洋鍋レスト CerCadore”で提供しているのは、広島ブランドにもなっている幻霜ポークを使った「豚鍋」と、日本農業賞を受賞した峠下牛を使った「牛鍋」の2種類。
野菜も、地元の野菜農家さんを中心とした、有機または低農薬野菜を新鮮なうちに使用し、お米もカドーレの完熟堆肥を使って作られた、ご近所さんのコシヒカリを使用しています。
そこでは、モッアレラチーズを鍋に使ったり、前菜などでチーズを使っています。
それ以上に特筆すべきは、つけだれが、「ホエイ」を使って作った”ホエイポン酢”を使っていることです。
「ホエイ」って皆さん馴染みが無いですよね?!
時々、化粧品とか、ミルクペプチドを使った健康食品などで、成分に「ホエイ」と書いてあることもありますが・・・。
実は「ホエイ」って、チーズを作るときに副産物として作られるもので、とっても栄養価の高い優れものなんです。
水溶性のタンパク質やカルシウム、乳糖、水溶性ビタミンを豊富に含み、なかでもホエイタンパク質からは、骨を丈夫にするMBPという成分が見つかり、トクホ(特定保険用食品)の成分として認められています。
またカゼインに比べて、ダイエット効果が高いタンパク質だといわれています。
乳酸菌のおかげで、お通じにも効果アリ!とか。
もう、万能選手と言っても過言ではないくらいなのです。
この「ホエイ」を使った”ホエイポン酢”は、カドーレとセンナリ酢さんのコラボで生まれた、日本で初めて!のイチオシ商品なのです。
作り方は、出来立ての「ホエイ」に広島産の柚子果汁と、天然だしを加え煮詰めて作られており、味はまろやかで、牛乳特有の臭いも無く、何にかけても良く合います。
餃子とかお魚、ハンバーグなどには、そのまま”かけだれ”で。
”洋鍋レスト CerCadore"のように、しゃぶしゃぶのようなお鍋には、2倍に希釈してお使いになるのをオススメします。

話だけではよく分からないと思うので、これはぜひ召し上がってみてください。
”洋鍋レスト CerCadore"ではもちろんですが、びん詰めにしたものもカドーレ店舗内や、福屋さん全店、アバンセさん全店でお取り扱いいただいております。
カドーレでお客様に提供している、乳製品やお料理たち…。
そのひとつひとつに私達は思いや、心を込めて手作りをしています。
そういったこだわりの素材をどういった思いでお届けしているか、皆様に知って貰いたい…。そんな思いから「素材のハナシ」のコーナーができました。
第1回は、やはり「牛乳」のお話。
カドーレで一番のこだわりは自ら育てた牛から搾られる「フレッシュミルク」です。
私達が酪農を始めたのは今から約35年前。
おばあちゃんが若かりし頃、お小遣い稼ぎに2頭、分家のおじさんから牛を貰いました。その当時牛を飼っていた所が、現在のレストランの奥の部屋です。
おばあちゃんが牛に蹴られてケガをしたのをきっかけに、おじいちゃんも牛飼いを手伝い始め、やがてどんどん牛を増やして、酪農を本格的に始めました。

なんといっても上ノ原牧場(カドーレ直営の牧場の名前)の最大のこだわりは、最近では珍しい自家飼料。農薬は極力控え、自家製の完熟堆肥で作っています。
また、大豆などの輸入飼料も、遺伝子組み換えでないものを選び、牛床はフリーバンにして、牛に適度な運動をさせ、ストレスの軽減に努めています。
朝、晩の搾乳に加え、牛の環境整備、病気にならないような飼料の管理と、年に2・3回のサイロ作り…。物言わぬ動物の健康管理は、昼夜を問わず続けられます。

こうして大切に搾られた牛乳だからこそ、ジェラートにしても、チーズにしても、お菓子にしても、牛乳本来の風味の生きた体に優しい商品が生まれます。
カフェテラス「ラテリア・カドーレ」では、そのカドーレ自慢の「フレッシュミルク」がお飲みいただけます。ぜひ、ご賞味ください。

第2回目は「チーズ」のお話。
13年前のある日、カドーレの社長は思いました。
「自分の手塩にかけて育てた牛のお乳で、チーズを作ってみたい!!」
その想いは日に日に大きくなり、寝てもさめてもチーズのことを考える毎日。
実際、北海道やら岡山やら、全国ではすでにあちこちの酪農家が”農家手作りのチーズ”を作っていました。
社長はあちこち視察に行きましたが、チーズを作る手がかりは無く、考え込む毎日・・・。
その間にカドーレは、ジェラートSHOPやレストランを立ち上げ、忙しさに明け暮れておりました。
数年たったある日、社長の母校である「崇徳高校」の同窓会で、後輩のある方に紹介され、チーズの師匠と知り合います。
それから、師匠のおかげではれてチーズ工房を作り、牛飼いにかける情熱を、チーズ作りにもかけることになります。
カドーレで作られる主なチーズは・・・。
「カマンベールチーズ」
「モツァレラチーズ」
「リコッタチーズ」
「クリームチーズ」
すべてに共通の特徴としては、牛乳の風味を保ちながら、あっさりと、でもチーズ特有のコクのある、そのままでも、またお菓子、お料理にも使いやすいチーズであるということ。
でもチーズは生き物。菌のご機嫌を伺いながらの作業なので、「出来といい、工程といい、一度として同じことは無い!」と社長は言います。
でも繊細な仕事だけに、チーズが出来上がったときの感動はひとしお!
カマンベールの白カビは、まるでビロードのようです・・・。
カドーレでは、こうして大事に大事に作ったチーズを、ジェラートにお菓子に、そしてカフェやレストランでもお料理にたっぷり使い、提供しています。
チーズ作りの道は、まだまだ遠く険しいですが、社長の熱い思いに共感するスタッフとともに、もっともっと探求を続けて行きます。

Cadore